いつも真面目な話ばかりでは…(^-^;
ということで、3回に1回ぐらいは、余談を交えてみようかなと思います(笑)。
さて、読書会に参加するには、本の紹介をしなければいけませんね。
(特定のテーマの本の話をする形式の読書会もありますが=テーマ型読書会)
初めて読書会に参加するときは、皆さん悩むところであります。
なにしろ、全く雰囲気が分からないわけですから。
私の場合、最初はインパクト重視でセレクトしていましたね。
まずはこれ。『日本人には塩が足りない!』
→【出版元 公式サイト】
常識を覆すタイトル!(笑)
初めて参加した読書会で紹介した本でしたが、ズバリ、「つかみはOK」 でした。(^^ゞ
そのココロは、「ミネラルバランスを欠いた塩の流通」が日本人の健康を損ねる原因だった、というものです。
当時、健康食品やサプリメントを扱う特約店の方と懇意にしていた経緯で、そこのお客様の間で話題になっていた本です。
今でもそうですが、「減塩」が健康の基本と言われている中で、真逆を行く主張はなかなかのインパクトがありました。
著者の村上氏は、瀬戸内海の小豆島出身。幼い頃からなぜか虚弱体質に悩まされたそうです。
成人したのちにその原因を突き詰めると、幼い頃のミネラルバランスを欠いた食生活にたどり着いたとのこと。
小豆島の特産は数々のフルーツ。著者の母も息子を思ってたくさんのフルーツを与えたとか。
しかし、果物の中にあるカリウムの過剰摂取を招いたことで、逆に、塩分ほかの必須ミネラルが欠乏したと分析しています。
現在、伊豆大島で天然塩の生産工場を営む村上氏のこの本からは、「情報」の真贋を見定めることの大切さを大いに考えさせられました。
加藤浤和(かとうこうわ)