私が読書会に関心を抱いたきっかけは、一冊の本との出会いでした。
それは、マーケッターの神田昌典氏の著書『2022―これから10年、活躍できる人の条件』という本です。
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この本が出たのは2012年。
マーケッターとしての未来への指摘は、現在では的を射た部分もあり、そうでないところも正直あります。
私が一番興味を引かれたのは、「『エクス・フォーメーション』が今後の社会の創造につながる」という点でした。
はて、「エクス・フォーメーション」とはなんぞや?
いわゆる「インフォメーション」=情報は、自己の内面に概念を構築すること。
「エクス・フォーメーション」とは、概念を自分の外に形づくること。
ということだったのですが、これを実感できるのが「読書会」という場だということを知りました。
(実際、神田氏は著書の中で、「リード・フォー・アクション」という交流活動を支援していることも記されていました。)
自分が感銘を受けた本の魅力を、自分の言葉で外に出す…。
ちょっと勇気を出して、読書会に参加してみたい!
そんな気持ちが、私の中でぐんぐん広がっていきました。
加藤浤和(かとうこうわ)